2月(如月)の上生菓子が決まりました。
2月(如月)の上生菓子。
①春一番(はるいちばん)
小倉餡包みの紅色と若草色のきんとんソボロです。
氷餅をかけて、春を運んでくる・・暖かな風『春一番』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
季節が冬から春へと変わる時期に、初めて南より吹く暖かい強い風を『春一番』と言います。
立春から春分までの間に気温の上昇と伴に起こる現象です。春一番が吹いたニュースを聞くと『春が来たな!!』と感じますね。春一番の風をきんとんソボロを使い表現しました。
②梅景色(うめげしき)
梅餡包みの白雪平餅です。
焼印を押し、羊羹で「つぼみ」を表し「春がそこまで来ている風景」を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、1月に咲き始めて
関東地方では、2月~3月にかけて見頃を向かえます。
梅の花はとても良い香りがし、春が近し!と感じさせてくれますね。
梅の花を雪平餅を使い、「これから咲く梅」と「咲き誇った梅」を表し「春を運んでくる梅景色」を表しました。
③桃の花(もものはな)
薄紅色と白練切餡のボカシで『桃の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
桃の花は、ひな祭りにお馴染みのピンクで愛らしい花ですが、色々な種類・品種があります。
桃の木は大まかに分けると観賞用の花桃と果実用があり、観賞用は見て楽しむために改良されたものなので、美しさが際立ちます。
ちなみに、桃色とは、桃の花からとって名づけられた色だそうです。
可愛らしく咲く『桃の花』を練切餡を使い表現しました。
④黄水仙(きすいせん)
黄色と白練切餡のボカシで、水仙の花を型取り、シベと葉をつけて『黄水仙』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
水仙は雪の中でも、春の訪れを告げてくれるので、別名「雪中花」とも言うそうです。
黄水仙は文字通り、黄色の花弁で春に咲く遅咲きの水仙です。
春の訪れを告げる黄水仙の花を練切餡を使い、シベと葉を添えて表しました。
⑤早わらび(はやわらび)
若草色浮島と、黄色きんとん餡の流し合わせです。
蕨(わらび)の焼印を押し「陽光と早わらび」を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
蕨(わらび)は、4月~5月頃に葉が丸まって茎の先について出てきます。
この頃が「山菜」として採取され食材として出まわります。
しかし、採集される頃よりも新芽が芽吹き始めた頃が、趣もあり風情もありますね。
そんな早わらびを浮島生地と黄色きんとん餡の流し合わせで焼印を押して『陽光と蕨(わらび)』を表現しました。
和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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2018年1月(睦月)の上生菓子が決まりました。
1月(睦月)の上生菓子。
①香梅(こうばい)
小倉餡包みの白と薄紅色きんとんソボロです。
紅梅の花をのせて、咲き始めたばかりの『梅の花』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、一年に中で一番先に咲く花です。
花の香りがとても良く、お目出度い席にはなくてはならない花ですね。
咲き始めたばかりの『梅』を薄紅色と白のきんとんソボロを使い、紅梅をのせて仕上げました。
②雪だるま(ゆきだるま)
白餡包みの白雪平餅です。
雪の結晶の焼印とマフラーを巻いて『雪だるま』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
降雪の少ない地方の方々にとって雪は珍しく、雪が降るとワクワクとした気持ちになりますね。
雪が積もると、胴体と頭部の大小の二つの雪玉を重ねて『雪だるま』を作ります。
子供達は大喜びですね。
楽しく雪だるまを作った思い出のよみがえるように、雪平餅を使い雪の結晶の焼印を押して、可愛くマフラーを巻いて『雪だるま』を仕上げました。
③寒椿(かんつばき)
紅色と白練切を重ねて包餡し、葉とシベを付けて『寒椿』を表しました。
中餡は小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
冬の季節に咲く花はあまりないのですが、一年の中で最も寒い時期に咲く花が『椿』です。
山茶花(さざんか)と見分けがつかない位に良く似た花ですが、八重咲きで可愛らしく咲きます。
椿の花を練切餡を使い、今年は紅色にしてシベと葉を付けて仕上げました。
④春告鳥(うぐいす)
若草色と白練切のボカシで『うぐいす』を表しました。
中餡は、黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
うぐいすの初音は早春です。
「梅にうぐいす」と言葉があるように、梅の花が咲き始める頃に人里近くで鳴き始め、さえずりが整うのは三月頃となります。
春の深まりとともに、山に帰って巣作りをするのが特徴です。
春の訪れを告げてくれる鳥・・ 春告鳥(うぐいす)。
うぐいすを練切餡を使い表現しました。
⑤初東風(はつこち)
小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
練切の紐(ひも)で暖かい風を表し、梅の花の焼印と花びらをのせ、東風に舞う風景を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
1月から2月上旬位までは、寒さが一番厳しい季節です。
しかし、東からの吹く風は「春の到来」を思わせてくれるような暖かい風が吹き、心を和ませてくれます。
薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、練切の紐(ひも)で暖かい風を表し、梅の花の焼印と花びらをのせ、東風に舞う風景を表しました。
春が待ち遠しいですね。
和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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2018年・お正月限定の上生菓子が決まりました。
2018年
お正月限定の上生菓子。
※松の内までのお正月限定販売の上生菓子です。
ご了承くださいませ。
①栄松(さかえまつ)
挽茶色と小豆色合わせのきんとんソボロで、小倉餡を包んで『松葉』を表し、黒豆をのせ、金箔を吹き付けて『松』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
松は日本古来からあり、特に常緑の松は『不老長寿』のシンボルとされてきました。
松を今年は、挽茶色と小豆色のきんとんソボロを使い『若松葉』を表し、黒豆かの子をのせて金箔を吹き付けて『栄松』を表しました。
②福笹(ふくささ)
柚子餡包みの黄色雪平餅に、氷餅をまぶして、若竹色と白ぼかしの練切製の笹を巻いて『福笹』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
竹は古く『万代』と言われがあり、強靭な成長力と常緑で力強い姿を見せてくれます。
竹を黄色雪平餅に氷餅をまぶして、練切製の『笹』を型取り巻いて、若竹から出る『竹の葉』を表現しました。
皆様に『福が来る!良い年でありますように』と願いを込めて『福笹』に仕上げました。
③紅梅(こうばい)
薄紅色と白練切餡のボカシで紅梅の花をのせて『梅の花』を表しました。
中餡は、黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅は『子孫繁栄』させる御目出度い木です。
どの花よりも真っ先に春の訪れを知らせてくれ、親しまれてきました。
梅を練切餡を使い、土台は薄紅色の梅の花を型取り、紅色の紅梅をのせて『香り華やぐ梅の花』を表しました。
④干支『戊 戌』(つちのえ いぬ)
白と小豆色練切のボカシで、平成30年の干支『戌』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人;石井光一
▼コメント
2018年の干支は『戌』です。
人間との関わりが強い犬は社会性があり、そしてボスに忠実に従う性格を持っているそうです。
忠犬ハチ公という物語では、外出先で急死した帰って来ることのない主人を10年間待ち続けていたという話があります。
この話でもわかるように『真面目・勤勉で努力家』という意味があり、さらに犬は、とても安産という事で出産に縁起の良い干支とされています。
戌年の『犬』を練切餡を使い、可愛らしく表現しました。
⑤お題『語』(ご・かたる)
語というテーマから、四字熟語の「破顔一笑」という言葉を連想し、にっこり笑うという意味で、笑顔溢れる新年になるようにと、えくぼ薯蕷(じょうよ)饅頭で表しました。
金箔を吹き付け、ハートで心温まる感情にしました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
2018年の宮中歌会始めのお題は『語』です。
語という言葉を聞いて色々と考えましたが、四字熟語の「破顔一笑」という言葉を連想しました。
意味には、ニッコリ笑う事。
微笑むことで、新年が皆様にとって笑顔溢れる一年になってもらいたいと願いを込めて、薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、えくぼ薯蕷饅頭にしてました。
金箔を吹き付けて、黄色と朱色のハートで笑顔になって「心温まる」気持ちを表現しました。
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12月(師走)の新作上生菓子が決まりました。
12月(師走)の上生菓子。
①聖夜(せいや)
草色きんとんソボロで小倉餡を包み、飾り付けをして、氷餅で雪を表し『クリスマスツリー』に仕上げました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
キリストの降誕を祝うクリスマスは国民的行事のひとつとなり、大型店舗はもちろんのこと、商店街にある小さな店舗や街中にツリーやクリスマス装飾が飾られ、街中がとても賑やかになります。
クリスマス一色の街中を見ていると心がとっても華やいできますね。
やはり、クリスマスと言えば代表的な『クリスマスツリー』をきんとんソボロを使い表現しました。
②水仙花(すいせんか)
柚子餡包みの黄色雪平餅です。
花とシベを付けて、葉を添えて『水仙花』を表現しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
水仙花は、早咲き遅咲きがあり正月前から4月下旬頃まで咲く品種もあり、長い期間で鑑賞出来ます。
別名『雪中花』とも言われ、雪の中でも春の訪れを告げてくれます。
淡黄色の雪平餅を使い、陽だまりの中で咲く『水仙の花』を表現しました。
③寒牡丹(かんぼたん)
薄紅色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『冬牡丹』の花を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
寒牡丹の発祥は春牡丹の品種改良の交配時に何らかの原因で染色体に異変を起こし、二季咲きの品種として出現したものです。
春につく蕾(つぼみ)を取り、夏の終わり頃に葉を摘み取って、花期を遅らせるそうです。
霜囲い(雪囲い)をして暖かく保護すると、冬季に花をつけます。
冬に咲く花は数少ないので工夫して『寒牡丹』という品種を完成させたのは、本当に驚きですね。
冬に咲く数少ない花。
寒牡丹を練切餡を使い表現しました。
④サンタクロース
本紅色と白練切餡のボカシで、聖夜の使者『サンタクロース』を表しました。
中餡は、黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
12月の上生菓子NO.1にて『クリスマスツリー』をおつくりしましたが、もうひとつ!クリスマスらしい商品を増やしたいと思い、練切餡を使い『サンタクロース』を表現しました。
クリスマスパーティーが終わり・・・
子供達が寝静まった頃に、遥か遠い北の国からトナカイのソリに乗って、プレゼントを持ってやってくる。
聖夜の使者『サンタクロース』です。
⑤木枯らし(こがらし)
山吹色の浮島と、紫色の小豆色きんとん餡を流し合わせです。
蔦(つた)と蔦の葉をのせ、暖かな陽射しの中で蔦(つた)の葉舞う『木枯らし』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
木枯らしは、文字通り『木を枯らす』という意味があります。
春に吹く風は、その訪れを知らせる暖かな強風を『春一番』と言いますが、北西の冷たい季節風で、その年の初めての強風を『木枯らし一号』と言います。
木枯らしは冷たいイメージですが、浮島ときんとん餡の流し合わせで、蔦(つた)と蔦の葉をのせ、暖かな陽射しの中『蔦の葉舞う』明るいイメージの木枯らしを表現しました。
和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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11月(霜月)の新作上生菓子が決まりました。
11月(霜月)の上生菓子
①寒菊(かんぎく)
黄色と朱紅色きんとんソボロで、小倉餡を包み、葉とシベを付けて『菊花』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
寒菊は、アブラギクから園芸化したもので、栽培種の先祖と言われています。
秋の菊が盛りを過ぎた頃から、蕾(つぼみ)が出始め、霜や雪にも強く、厳寒に開く潔さは、他の菊とは異なった趣があります。
寒菊をきんとんソボロを使い、表現しました。
②田舎柿(いなかがき)
柿餡包みの柿色雪平餅です。
ヘタを付けて、古里の『柿』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
柿は、日本を代表するにふさわしい果実で、その種類は900にも及ぶと言われています。
柿は本来渋く、酒樽に入れて渋味を抜いたり、家などでは、米びつ入れて甘くしたそうです。
現在の甘い柿は改良品種で鎌倉時代の頃からと言われています。
故郷で甘く実った『田舎柿』を雪平餅を使い表しました。
③山茶花(さざんか)
薄紅色と白練切餡のボカシで、シベをつけて『山茶花』を表しました。
中餡は、黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
晩秋から冬の間に咲く花と言えば、誰もがご存知の花。
『山茶花(さざんか)』ではないでしょうか。
花の香りも良く、可愛らしく咲いていますね。
初冬から咲く数少ない花『山茶花』を練切餡を使い、巾着しぼりで可愛らしく表現しました。
④深山路(みやまじ)
黄色・朱紅色・緑色の三色の練切餡で、小豆皮むき餡の包み、山の形に型取り『晩秋の山路』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
最近の紅葉は温暖化の影響かと思われますが遅くなってきているように感じますね。
季節は初冬なのですが、まだまだ紅葉を楽しむことが出来、山奥の深山と呼ばれる場所などでは、紅葉真っ盛りではないでしょうか。
空気が澄んでいて深山の路を歩きたくなる『深山路』を練切餡を使い『山の型』に整えて表現しました。
⑤落葉焚き(おちばたき)
小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
周りを焼いて、黄色と朱紅色のソボロと落葉をのせて、心温まる『焚き火』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
以前、焚き火は自宅の庭・神社の境内などで、落葉や枯れ木の焼却処分を目的に行っていましたね。
単に燃やすだけではもったいないと考え、さつま芋などを焼いて食べるという楽しい文化がありました。
晩秋から冬にかけての風物詩でしたね。
そんな風情ある落葉焚きを薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、ソボロで『火』を表して『落葉』をのせて表現しました。
和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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10月(神無月)の上生菓子が決まりました。
10月(神無月)の上生菓子。
①里の栗(さとのくり)
小倉餡に、半栗を付けて、草色と朱色きんとんソボロで包み、『山栗(イガ栗)』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋になると、色々な食材が出回り始めて『食欲の秋』とも呼ばれるようになります。
その中でも和菓子の食材で欠かせないのが『栗』です。
今では食用の栽培方法で大きな栗を育てることが出来ますが、原種は小粒な『山栗』です。
小粒で可愛らしい山栗をきんとんソボロを使い表現しました。
②小 菊(こぎく)
白餡包みの黄色雪平餅です。
氷餅をまぶし、花と葉をのせて、可愛らしく咲く『小菊』を表しました。
▼コメント
菊の花は、一年中出回り、季節をとわない花となりましたが、秋には「菊花展」が各地で盛大に開催されるほどに、やはり旬の季節は秋です。
菊の花を黄色の雪平餅を使い氷餅をまぶして『菊のつぼみ』を表し『花』をのせて動きのある可愛らしい小菊を表現しました。
③姫 菊(ひめぎく)
薄紅色と白練切餡のぼかしで『菊花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
▼コメント
「菊盛り」と言う言葉があるように、秋の花と言えば『菊の花』が代表的な花ですね。
数多くの品種があり、香りもほのかに清々しいです。
練切餡を使い、品のある姿にしました。
今年は『菊の花押し』でいこうと思い、2種類をおつくりいたしました。
④感謝祭(かんしゃさい)
朱色と挽茶色練切餡のぼかしで、かぼちゃを型取り、顔型を付けて『ハロウィンかぼちゃのお化け』を表しました。
中餡は、かぼちゃ餡です。
▼コメント
夏も終わりに近づくと、様々な店舗にてハロウィンに関する商品が置かれるようになり、街中もにぎやかで楽しい気持ちになりますね。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭り『ハロウィン』を練切餡を使い、可愛いかぼちゃのお化けをおつくりいたしました。
⑤秋山路(あきやまじ)
朱紅色・黄色の浮島と、小豆色きんとん餡の三層の流し合わせです。
楓の焼印を押して、紅葉真っ盛りの『秋の山路』を表しました。
▼コメント
秋は、昼と夜の温度差が激しくなり、落葉樹の葉は、紅や朱紅や黄色に彩られます。
彩られた山々はとても綺麗で、美しい紅葉を求めて山野に分け入り、紅葉を楽しむと心癒してくれます。
秋の山路を浮島ときんとん餡の三層でおつくりし、楓の焼印を押して表現しました。
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9月(長月)の新作上生菓子が決まりました。
9月(長月)の上生菓子。
①夕映え(ゆうばえ)
朱紅色と黄色きんとんソボロです。
小倉餡を包み、大納言豆をのせて、初秋の『夕焼け空』を表しました。
▼コメント
夕焼け空は、一年を通じて観ることが出来ますが、晩夏から初秋にかけての色彩が最も鮮明で一番綺麗に観ることが出来る時期ではないでしょうか。
橙色と黄色のコントラストが壮大な夕焼け空をきんとんソボロを使い、大納言かの子豆をのせ表現しました。
②野 菊(のぎく)
柚子餡包みの白雪平餅を、草色と黄色ぼかしの練切餡で巻きました。
菊花を型取り、野原に咲き始めたばかりの『初菊』を表しました。
▼コメント
9月9日は『重陽の節句』と言います。
中国では、菊酒を飲み長寿祈願をするそうです。
日本では、重陽の節句はあまり知られていないような気がします。
もっと、皆様にも知っていただきたいという想いを込めて『野原に咲き始めたばかりの菊』を雪平餅の練切餡を巻いて表現しました。
③秋 桜(こすもす)
薄紅色練切餡で、中央にシベをつけて『秋桜』の花を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
▼コメント
夏の終わりから秋にかけて咲く秋桜。
「こすもす」と書くように、花びらが薄く桜の花にどことなく似ています。
高いものでは、2メートルにも達する花茎の先から色彩豊かな可愛らしい花が咲く姿はとても風情があります。
秋桜の花を練切餡を使い表現しました。
④観 月(かんげつ)
小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
すすきの焼印を押し、羊羹を巻き、うさぎをのせて『仲秋の名月』を表しました。
▼コメント
旧暦の8月は、一年の中で最も空が澄み渡り、月が明るく美しく見えるので『観月の宴』が開催され、収穫祭として親しまれています。
十五夜の風景を表現したく、薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、ススキの焼印を押し、羊羹を巻いて『夜』を表し『うさぎ』をのせました。
⑤秋めく(あきめく)
紫・黄色の浮島と若草色きんとん餡の三層の「流し合わせ」です。
紫色は、秋に咲く花々。
黄色は、色づき始めた野山を表しました。
▼コメント
9月は、まだまだ暑い日が続きますが、朝晩になってくると涼しさを肌で感じるようになってきます。
野山も青々とした緑から黄色に変わり、桔梗や友禅菊などの紫色の花々も咲き始めます。
秋づいてきた野山を。
若草色は、きんとん餡で黄色と紫色は浮島を使い、三層にして表現しました。
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8月(葉月)の上生菓子が決まりました。
8月(葉月)の上生菓子。
①夏萩(なつはぎ)
小倉餡包みの若草色と白きんとんソボロです。
大納言かの子をのせ、本紅色新挽粉を散らして『夏萩』を表しました。
▼コメント
萩の花は、秋の七草のひとつです。
9月頃から、紅色または白色の小さな蝶に似た形の花が、しだれた枝に無数に咲きます。
山地などの、秋の到来が早い場所では夏の間に早々と咲く萩がありますが、それを『夏萩』と言います。
きんとんソボロを使い、青々と萩の葉が茂っている様子を表現し、本紅色と白色の新挽粉をつけて『萩の花』に見立てました。
②井戸辺(いどべ)
白餡包みの黒すり胡麻入り雪平餅です。
錦玉を流し、焼き目・つた葉をつけて、涼やかな『井戸辺』の風景を表しました。
▼コメント
8月は、一年を通して一番暑い季節ですね。
涼を求めて水辺に出かけることも多くなると思います。
涼水の中でも、一番冷たいと思われる地下から湧き出る井戸水。
井戸水の涼感たっぷりの井戸辺の風景を黒すり胡麻入り雪平餅を使い、焼き目・蔦(つた)・葉をつけて表現しました。
③酔芙蓉(すいふよう)
薄紅色と白練切のボカシで、シベをつけて『酔芙蓉』の花を表しました。
中餡は、黄味餡です。
▼コメント
芙蓉の花は、初秋に淡紅色の10センチ程の五弁の花が開き、また八重咲きもあります。
酔芙蓉は、朝は白色で、午後には淡紅色、夜になると紅色になると、「酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びてくる」ところから、名づけられたそうです。
練切餡を使い、午後の淡紅色の酔芙蓉の花を表現しました。
④里桔梗(さとききょう)
紫色と白練切餡のボカシで『桔梗の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
▼コメント
萩の花と同様に、桔梗も「秋の七草」のひとつです。
秋の七草といいますので、秋のイメージが強いですが、開花時期は夏です。
夏の暑い時期に咲く紫色が涼やかにさせてくれますね。
涼やかに咲く桔梗の花を練切餡を使い表現しました。
⑤初 茜(はつあかね)
柚子餡に半栗をつけて、栗かの子に仕上げました。
赤とんぼ(秋茜)と氷餅・白手芒豆をのせて、秋の気配感じる『晩夏の風景』を表しました。
▼コメント
赤とんぼと言っても種類はとても多く、その中でも代表的なのは「秋茜」です。
腹から尾が鮮やかな茜色していて、秋になると山中の池や湖・沼の辺りから麓の村へ移動し、水辺に産卵する光景は晩秋まで見られます。
栗かの子を使い、晩夏の風景と秋の使者「秋茜」を表現しました。
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7月(文月)の新作上生菓子が決まりました。
7月(文月)の新作上生菓子。
①七夕(たなばた)
小倉餡包みの若草色と白きんとんソボロです。
黄色新挽粉で、星屑の天の川を表し、短冊を付けて『笹飾り』にしました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
七夕は、旧暦の7月7日の夜ですが、日本では明治改暦以降、7月7日と8月7日に分かれて『七夕祭り』が行われ、五節句のひとつとなっております。
七夕をきんとんソボロを使い、黄色新挽粉で『星屑の天の川』『短冊』を付けて『願い笹』を表しました。
②涼やか(すずやか)
柚子餡包みの白雪平餅です。
角切り寒天と撫子の花をのせ、涼しげな水辺の風景を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
豊かな地下水脈の水が地上に湧き出て、泉となります。
泉は一年中枯れることなく、特に山中の泉は夏も水温が低く・・見ているだけでも清涼感を味わえます。
涼やかな泉の風景を雪平餅を使い、傍らに『撫子の花』を添えて表しました。
③朝顔(あさがお)
薄紅色と白煉切餡のボカシで、シベを付けて『朝顔』の花を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夏の代表花と言えば、誰もがご存知の『朝顔』ですね。
朝顔は、名前の通り、夜明けと共に咲き始めて、午後には萎んでしまいます。
しかし、夏の朝から涼しげに咲く姿が、とても心が癒されますね。
朝顔の花を煉切餡を使い表しました。
④向日葵(ひまわり)
黄色と白煉切のボカシで、葉を付けて『向日葵』の花を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
花は太陽に向かって咲き、太陽の動きにつれて回ることから『ひまわり』という名が名づけられたのですが、実際には花首の柔らかいつぼみの時だけだそうです。
しかし、夏の青空に向かって咲く姿を見ると元気をもらえますね。
夏の空に豪快に咲く『向日葵(ひまわり)』を練切餡を使い表しました。
⑤海の日(うみのひ)
白中割り餡包みのとら豆かの子です。
水色と白煉切餡のボカシで、波を表し、カニをのせて『海辺の風景』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅雨も明けて、夏!真っ盛りの季節となりました。
7月1日頃に、各地の海水浴場で安全を祈願して『海開き』の行事が行われ、7月20日は『海の日』と国民の祝日となっております。
夏!本番を迎えます。
海辺の風景をトラ豆かの子を使い、水色と白煉切餡ぼボカシで『波』を表現し、カニをのせました。
和菓子職人が丹精込めた上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
◆◆◆お問い合せ◆◆◆
★フリーダイヤル
0120-882638
★メール
https://www.kuradukuri.jp/mail.php
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6月(水無月)の上生菓子が決まりました。
6月(水無月)の上生菓子。
①紫陽花(あじさい)
紫・白・薄紅色の三色のきんとんソボロです。
梅餡を包み、錦玉を付けて『紫陽花』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅雨の時期にもっとも輝いて咲く花と言えば『紫陽花』です。
雨がシトシトと降っている中に瑞々しく咲く花の姿は風情があり、心和ませてくれます。
紫陽花を三色のきんとんソボロで表し、錦玉を使い『キラリ』と光る雨露を表現しました。
②初蛍(はつほたる)
白中割餡包みの黒ごま入の雪平餅です。
大納言豆で『蛍』、ソボロで『光』を表し、葉をのせて『神秘的な光を放つ蛍』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夜空を幻想的に舞う蛍の光は、夏の風物詩として親しまれてきましたが、現在では限られた場所でしか見れなくなりました。
しかし、近頃は『蛍を増やそう!』という活動が増えてきて、とても嬉しく思っています。
水の澄んだ場所を増え、蛍が増えてきて、昔のように蛍が見られるようになるといいですね。
夏の風物詩である『蛍』を雪平餅を使い、大納言豆で『蛍』を表現し、きんとんソボロで『光』を表して『初蛍』を表現しました。
③百合の花(ゆりのはな)
薄紅色と白練切餡のボカシで『百合の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
日本と中国は『百合の宝庫』と言われています。
百合は、咲く姿は大きく反り返って豪快に咲く花です。
また、百合の花は
『立てば芍薬。座れば牡丹。歩く姿は百合の花。』と言われるように、芍薬のように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚という女性の美しさを形容する言葉もあるように、その美しさを例えられています。
美しく咲く百合の花を煉切餡を使い表現しました。
④青楓(あおかえで)
若草色と白煉切のボカシで、涼しげな『青楓』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
『楓』というと、秋の植物と思われますが、初夏から梅雨明け頃の楓を『青楓』・『若楓』と言い、若葉は明るく目覚めるばかりで、紅葉の見事さに匹敵する美しさです。
涼しさをも感じさせる『青楓』を練切餡を使い表現しました。
⑤若鮎(わかあゆ)
小倉餡包みの大納言かの子豆です。
水色練切餡で『清流』を表し、生き生きと泳ぐ『鮎』をのせました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
鮎は姿が良い上に、味も良く珍重される川魚です。
稚魚は、海に下り、春になって岩鮎となり川へ遡上します。
6月1日が、鮎漁の解禁日となり、川には生き生きと泳ぐ鮎が見られ、私たちの心を和ませてくれます。
大納言かの子豆を使い、清流を自由に泳ぐ『若鮎』を表現しました。
和菓子職人が丹精込めた上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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0120-882638
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