2020年3月(弥生)の新作上生菓子が決まりました。
2020年3月(弥生)の上生菓子。
①花景色(はなけしき)
薄紅色・若草色・黄色練切のきんとんソボロで小倉餡を包みました。
氷餅をかけて「春風」を表し、桜と菜の花が咲き誇る風景を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
春の到来を告げる黄色の菜の花。
まだ他の草花が眠っている時期に一面に咲く「菜の花」は彩りの少なかった冬の景色を一変させ、春の気分にさせてくれます。
そこに桜のピンク色が加わると見事な風景となりますね。
黄色とピンク色の春の風景を表したく、きんとんソボロを使い、桜のピンクと菜の花畑の若草色と黄色を競演させてみました。
②春の小川(はるのおがわ)
小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
焼印を押して、桜の花びらをのせ、おだやかな『春の小川』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
春の小川の川面には陽の光を反射して眩いばかりに輝き、さらさらと流れている景色が春の川の趣ではないでしょうか。
岸辺には顔を出したばかりのつくしや草花が芽吹き、川面には桜の花びらが流れる。
おだやかな春の小川の風景を表したくて、薯蕷(じょうよ)饅頭を使い模してみました。
③初桜(はつざくら)
薄紅色練切に白練切餡をぼかして、桜の花を型取り、『初桜』を表しました。
中餡は黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
桜は、数ある花の中で開花するのが待ち遠しく思える花ですね。
開花予想されるほどに人々に親しまれる桜。
桜は日本の代表花とも言えますね。
そんな桜の花を練切餡を使い、型取り『初桜』としました。
④蝶の舞(ちょうのまい)
小豆皮むき餡に、若草と黄色練切餡を重ねて巻き上げ、蝶をのせ、金箔を吹きかけて、春の野を舞う『初蝶』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
蝶は厳寒期を除いては全国どこにでもいる昆虫の仲間です。
その姿・色彩・華麗に飛ぶ様子は、春の風情にとても良く合っていて「春の季題」にもなっています。
春の野を楽しそうに舞っている姿を小豆皮むき餡に、若草と黄色練切餡を重ねて巻き上げて、蝶と金箔をつけて『初蝶』を表しました。
⑤麗らか(うららか)
若草色、黄色浮島と薄紅色きんとん餡の流し合わせです。
桜の花びらの焼印を押して、さわやかな風が吹く抜ける麗らかな『春の風景』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
春の陽射しが明るく優しく照り渡った穏やかな春の野原を二色に浮島ときんとん餡の流し合わせで表しました。
若草色で芽吹き始めた草木・薄紅色と黄色は満開に咲き誇った花で、そこに爽やかな春風吹く抜ける春爛漫真っ盛りの麗らかな風景を表しました。
菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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