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無病息災・子孫繁栄を願う『亥の子餅』販売開始のお知らせ。

無病息災・子孫繁栄を願う

期間限定『亥の子餅』販売開始のお知らせ。

 

『亥の月亥の日亥の刻にお餅を食べると病気をしない』

『無病息災と多産の猪にあやかり子孫繁栄を願う』

冬も近づく初冬の亥の月亥の日にお餅を食べる習慣。

期間限定にて、10月31日~11月3日まで『亥の子餅』販売開始いたします。

是非、無病息災・子孫繁栄を願い、お召し上がり下さいませ。

◆販売期間 

10月31日(水)~ 11月3日(土)まで

 

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★亥の子餅 1箱 480円(税込価格)

(※きな粉餅×2個・うりぼう×1個)

◆販売期間 

10月31日(水)~ 11月3日(土)まで

【商品説明】

◆きな粉餅

・国産餅米の白玉粉を使い、滑らかに練り上げた求肥餅で、北海道襟裳産小豆を丁寧に炊き上げた自家製小豆皮むき餡を包み、京きな粉の黒寿きな粉を和えた伝統的な亥の子餅です。

◆うりぼう

・国産餅米の白玉粉を使い、滑らかに白くふんわりと練り上げた求肥雪平餅で、白餡を包みました。

・背中に筋模様をつけて可愛らしい『うりぼう』を型取りました。

◆賞味期限:3日間

◆アレルギー:卵・大豆・乳

※この商品は通信販売いたしておりません。

店頭販売のみとさせていただきます。ご了承くださいませ。

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伝統的なきな粉餅と可愛らしいうりぼう。

2016inokomochi★『亥の日』とは?

旧暦10月の亥の日は、亥の子(いのこ)・玄猪(げんちょ)・厳重(げんじゅう)・御なり切と言われ、亥の子餅を食べるとか、亥の子突きという男の子が藁や石で地面を打つ行事が行われました。

◆亥の月・亥の日

亥の月亥の日の行事は、中国でも日本でも古くから行われていました。

十二支の亥は、易(えき)の卦では『坤為地(こんいち)』。

坤(こん)は陰の極み、地もまた陰の極み。為に「亥」は極陰を表します。

つまり、亥の月、亥の日は、極陰月・極陰日というホント!陰気極まりない日ということになります。

しかし、易では『陰極まりて陽に転ず』といい、陰が極まったあとは陽となるばかり。

十二支も最後の『亥』まで来れば、次は新しい循環の始まり『子』に転じます。

というわけで、この日には陰陽一年の循環の総決算的な日という意味がありました。

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★亥の子餅

玄猪には「亥の子餅を食べる」あるいは亥の子餅を与える日でもありました。

亥の子餅は丸めた餅。または、ぼた餅。

『亥の月亥の日に餅を食らわば、万病を除く』

と言われて、健康を保つ呪いとしてもありがたられた行事です。

亥の子餅なので、形も単に丸いだけでなく「亥の子の形」に作ったとも。

穀類や丸い玉は、お馴染みの五行説では『金気』。

五行相生説では『土は金(金属)を生ず』

先に書いたように旧暦の十月(亥の月)は『地の極みの月』

つまり、米(穀類)で作る丸い餅は地の極みの日に地が生み出した金気の象徴を食べるという意味がありますから、一年の地の恵み・収穫に対する感謝の行事でもあります。

亥の月亥の日亥の刻にお餅を食べると病気をしないとは、古代中国の言い伝え。

無病息災と多産の猪にあやかり子孫繁栄を願いお餅を食べる習慣は、平安時代の宮中行事『御玄猪』にはじまり、やがて民間に広まっていきました。

そして、亥の日はまた、火鉢や炬燵(こたつ)といった暖房器具を出す日でもありました。

茶の湯の炉開きにもなっています。

亥の子餅の言い伝えにあやかり、健やかにお過ごしください。

 

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問合せ】
本社・総務部
◆電話:0120-882-638
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11月(霜月)の新作上生菓子が決まりました。

11月(霜月)の上生菓子。

 

①焚火(たきび)

朱紅色、黄色、草色、小豆色の4色のきんとんソボロで小倉餡を包み、氷餅を煙に見立てて『焚き火』を表しました。

 

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
昔は寒い日に、社寺の境内や住宅の庭や畑などで、落葉や小枝を集めて焚き火をする光景をよく見かけましたね。
最近では環境問題や近隣住宅への配慮などあり、あまり見かけなくなりました。
焚き火は昔懐かしい団欒の場所で思い出深いので、4色のきんとんソボロを使い表現しました。

 

 

②熟柿(じゅくし)

柿餡包みの黄色雪平餅を、朱紅色練切餡で巻き、ヘタを付けて『柿』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
柿は本来、渋い果物で、現在の甘い柿は改良品種されて、渋みが少なくとても食べやすくなっています。
最高期を過ぎた柿の実が熟れたものを『熟柿』と言い、枝に付いたままの熟柿は、ことさら糖分が強いです。
日本の秋を代表するにふさわしい果実を雪平餅に朱紅練切餡を巻いて表現しました。

 

 

③山茶花(さざんか)

薄紅色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『山茶花』を表しました。
中餡は黄味餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
山茶花の花を見ると、童謡の『たきび』にある歌詞を思い出し、今年も冬が近づいて来たな~と思います。
冬の時期は花の開花も少ない季節になりますが、仲秋から初冬にかけて咲く『山茶花』を練切餡を使い表現しました。

 

 

 

 

④寒菊(かんぎく)

黄色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『菊花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
寒菊はアブラギクから園芸化したもので、栽培種の先祖と言われています。
秋の菊が盛りを過ぎた頃から、つぼみをあげはじめ初冬の頃より開花します。
茎や葉が雪や霜に強く寒時期に咲く潔さは、他の菊とは異なった趣がありますね。
寒菊を練切餡を使い、シベと葉を付けて表現しました。

 

 

⑤冬隣り(ふゆどなり)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
朱紅・黄・草色の色をつけ、楓の焼印を押して『晩秋から初冬にかけての深まりゆく紅葉』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋に色づいた紅葉が冷気や霜、時雨などにより鮮やかになります。
紅葉が冬まで続いていたり、枝先にわずかに残っていたり、また温暖な地域では冬なって紅葉することもあります。
これらを『冬紅葉』といいます。
冬が隣りに近づいて来たなという様子を薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、晩秋から初冬にかけての深まりゆく紅葉を表現しました。

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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