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4月(卯月)の上生菓子が決まりました。

4月(卯月)の上生菓子。

 

①花吹雪(はなふぶき)

20180401

小倉餡包みの紫・黄・紅色の三食きんとんソボロです。
氷餅をのせて、春風に舞う彩り綺麗な『花吹雪』を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント
花吹雪は、花びらがあたかも吹雪いているかの如く舞い散る様の事です。
日本では『花』の一語が特に俳句や和歌の世界においては『桜』を意味する例が見られますが、春には色々な色の花が咲きますので、今回は三色のきんとんソボロを使い『春風に舞う。彩り綺麗な花吹雪』を表現しました。

 

②山吹の里(やまぶきのさと)

20180402

柚子餡包みの黄色雪平餅です。
大小の花2枚とシベを付けて、『山吹の花』を表しました。

石井君

 

★和菓子職人:石井光一

▼コメント
晩春から初夏にかけて鮮やかな黄金色の花を咲かせる山吹の花。
太田道灌の話にもなったり、川越市の花でもあり、とても親しみのある花です。
山吹の花を雪平餅を使い、大小の花を2枚重ねてシベをつけて表現しました。

 

③山桜(やまざくら)

20180403

薄紅色練切餡で桜の花を型取り、シベを付けて『山桜』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント
山桜は、ソメイヨシノとほぼ同じですが、開花と同時に葉が出るのが特徴です。
開花時期に個体差があるため、一気に散ることがなく長期間に渡って「お花見」が楽しめます。
代表的な桜は、奈良県の「吉野の桜」が有名です。
山桜を練切餡を使い表現しました。

 

④水鳥(みずどり)

20180404

白練切餡と水色練切をぼかして、水輪の印と桜の花びらをのせて、春の水辺で遊ぶ『水鳥』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント
水鳥は水辺に棲息する鳥の総称です。
川や水田、湖沼、海岸などにいて、水上または水中での行動に適した体形に進化しており、陸上や樹上での敏捷性に欠けるものが多いです。
春は水も温んできて、水辺で遊んでいる鳥も多く見られます。
水鳥を練切餡を使い表現しました。

 

⑤蝶の舞(ちょうのまい)

20180405

若草色浮島と、紅色きんとん餡の流し合わせです。
蝶の焼印と蝶をのせて『春の野を舞う蝶々』を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント
蝶は厳寒期を除いては、全国のどこにでもいる昆虫の仲間ですね。
その姿・色彩・華麗に飛ぶ様子は、春の風情にとても良く合っていて「春の季題」にもなっています。
春の野を楽しそうに舞っている姿を若草色浮島と紅色きんとん餡の流し合わせで焼印と練切餡の蝶をのせて表現しました。

 

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和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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