2018年1月(睦月)の上生菓子が決まりました。
1月(睦月)の上生菓子。
①香梅(こうばい)
小倉餡包みの白と薄紅色きんとんソボロです。
紅梅の花をのせて、咲き始めたばかりの『梅の花』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、一年に中で一番先に咲く花です。
花の香りがとても良く、お目出度い席にはなくてはならない花ですね。
咲き始めたばかりの『梅』を薄紅色と白のきんとんソボロを使い、紅梅をのせて仕上げました。
②雪だるま(ゆきだるま)
白餡包みの白雪平餅です。
雪の結晶の焼印とマフラーを巻いて『雪だるま』を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
降雪の少ない地方の方々にとって雪は珍しく、雪が降るとワクワクとした気持ちになりますね。
雪が積もると、胴体と頭部の大小の二つの雪玉を重ねて『雪だるま』を作ります。
子供達は大喜びですね。
楽しく雪だるまを作った思い出のよみがえるように、雪平餅を使い雪の結晶の焼印を押して、可愛くマフラーを巻いて『雪だるま』を仕上げました。
③寒椿(かんつばき)
紅色と白練切を重ねて包餡し、葉とシベを付けて『寒椿』を表しました。
中餡は小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
冬の季節に咲く花はあまりないのですが、一年の中で最も寒い時期に咲く花が『椿』です。
山茶花(さざんか)と見分けがつかない位に良く似た花ですが、八重咲きで可愛らしく咲きます。
椿の花を練切餡を使い、今年は紅色にしてシベと葉を付けて仕上げました。
④春告鳥(うぐいす)
若草色と白練切のボカシで『うぐいす』を表しました。
中餡は、黄味餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
うぐいすの初音は早春です。
「梅にうぐいす」と言葉があるように、梅の花が咲き始める頃に人里近くで鳴き始め、さえずりが整うのは三月頃となります。
春の深まりとともに、山に帰って巣作りをするのが特徴です。
春の訪れを告げてくれる鳥・・ 春告鳥(うぐいす)。
うぐいすを練切餡を使い表現しました。
⑤初東風(はつこち)
小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
練切の紐(ひも)で暖かい風を表し、梅の花の焼印と花びらをのせ、東風に舞う風景を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
1月から2月上旬位までは、寒さが一番厳しい季節です。
しかし、東からの吹く風は「春の到来」を思わせてくれるような暖かい風が吹き、心を和ませてくれます。
薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、練切の紐(ひも)で暖かい風を表し、梅の花の焼印と花びらをのせ、東風に舞う風景を表しました。
春が待ち遠しいですね。
和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。
お茶の席等に是非、お使い下さいませ。
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