2月(如月)の上生菓子が決まりました。
2月(如月)の上生菓子
①若草(わかくさ)
若草色と白のきんとんソボロで梅餡を包みました。
うぐいすかの子豆をのせて、芽吹きはじめた『若草』を表しました。
▼コメント
若草は、その名の通り「春に萌え出た草」のことですが、春本番の草に比べて若々しい柔らかさが強調されている言葉です。
ほんのりとした優しい色合いですが、瑞々しい印象を与えてくれます。
芽吹き始めた若草をきんとんソボロを使い表現しました。
②早わらび(さわらび)
白中割餡包みの白雪平餅です。
蕨の焼印を押し、三色の練切餡の帯を巻いて、陽光とわらびを表してみました。
▼コメント
わらびは、4月から5月頃に葉が丸まって、茎の先について出てきます。
この頃が山菜として採集され、食材として出まわります。
しかし、採集される頃よりも、新芽が芽吹き始めた頃が趣もあり風情があるように感じられます。
雪平餅を使い、三色の帯を巻き「陽光とわらび」を表現しました。
③紅梅(こうばい)
薄紅色練切餡にサジ切りをして、満開となった白梅「紅梅」を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
▼コメント
1年を通して咲き始めが早いのが「梅の花」です。
気品があり、香りたかい花ですね。
関東地方では、2月から3月位に見頃を迎えます。
埼玉県の越生梅林では、様々な品種が咲き「梅祭り」など開催されますので、是非、行かれてはいかがでしょうか。
素敵な梅林がご覧いただけます。
煉切餡を使い、白梅・紅梅を表現しました。
④黄水仙(きすいせん)
黄色と白煉切餡のボカシで、水仙の花を型取り、シベと葉をつけて『黄水仙』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。
▼コメント
水仙は品種が多く、お正月前に咲きだす品種もあれば、翌年の4月頃まで咲く品種もあります。
別名もあり、雪の中でも春の訪れを告げてくれるので「雪中花」とも言います。
黄水仙は、文字通り黄色い花弁で春に咲く遅咲きの水仙です。
黄水仙を練切餡を使い表現しました。
⑤雪解け(ゆきどけ)
小倉餡包みの大納言かの子豆です。
白・水色ぼかしの雪輪と若草色のソボロと氷餅をのせ、雪間から芽吹き始めた雪解けを表しました。
▼コメント
冬の間、一面に降り積もった雪が春となり・・
春の陽射しに雪が解け始めてきたが、まだ解けきらずに残っている風景。
大納言かの子豆を使い、萌えはじめた雪間草と雪の白から青く澄んだ水の色に変わっていく「雪解け」を表現しました。
和菓子職人が丹精込めた上生菓子でございます。
お茶の席等に、是非、お使い下さいませ。
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