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6月(水無月)の上生菓子が決まりました。

6月(水無月)の上生菓子。

 

①初蛍(はつほたる)

20160601

淡黄色と白きんとんソボロで、小倉餡を包みました。

大納言豆を『蛍』に見立てて、葉を付けて、神秘的な光『蛍火』を表しました。

 

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント

夜空を幻想的に舞う『蛍』

蛍の光は、夏の風物詩として、古来より親しまれて来ました。

今では、残念ですが限られた場所でしか、蛍が見られなくなりました。

水の澄んだ環境が増え、蛍が身近で観られるようになると良いですね。

澄み渡る水辺に蛍。そんな願いを込めて、大納言豆を『蛍』に見立て、きんとんソボロで『光』を表し、『初蛍』を表現いたしました。

 

 

②雨あがり

20160602

梅餡包みの水色雪平餅に、粉末オブラートをまぶして、水輪の焼印を押し虹をのせて『雨あがり』の風景を表しました。

 

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント

6月は、一年の中で最も雨が多く降る梅雨の季節に入ります。

気温と湿度も高くなり、不快に感じる時もありますね。

しかし、雨が止み、太陽が顔を出した夕方などには、空を見上げると虹がかかり・・

美しい虹を見ると、気持ちが晴れやかになります。

雨あがりの空の風景を、水色雪平餅を使い表現しました。

 

 

③蓮花(れんか)

20160603

薄紅色と白煉切餡のボカシで『蓮の花』を表しました。

中餡は、小豆皮むき餡です。

 

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント

蓮の花は、池・沼・水田などに栽培されていて、盛夏になると水上に花茎を伸ばし大きな花が開きます。

芳香もあり、仏教では『極楽に咲く花』と言われております。

くらづくり本舗の地元・川越には伊佐沼という沼が、毎年、立派な蓮の花が咲いて、蓮の花を観賞する有名な場所となっています。

涼しげに、大きな花を咲かせる『蓮の花』を練切餡を使い表現しました。

 

 

④落し文(おとしぶみ)

20160604

若草色練切の葉で黄味餡を包み『落し文』を表しました。

 

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント

『落し文』とは・・

密かに想う恋心などを伝えるために、伝えたい人の近くに落して拾わせた置手紙のことです。

もう一つは、『オトシブミ』という昆虫が葉に卵を産み、その葉がクルクルと葉巻状に巻かれ地面に落して、巻かれた葉が卵の餌となり、敵から卵が守られる。

という意味もあります。

落して拾わせた置手紙と、外敵から卵を守るクルクルと巻かれた葉の両方の巻物状が良く似ている事から、和菓子に名づけられたそうです。

練切餡を使い、葉を表し、黄味餡を巻いて『オトシブミの卵』をのせて『落し文』を表現しました。

 

 

⑤紫陽花(あじさい)

20160605

白中割餡包みの白手亡かの子豆です。

水色と紫色練切を重ねて、蕚(がく)を表し『紫陽花』の花を表しました。

 

石井君

★和菓子職人:石井光一

▼コメント

梅雨時期にもっとも輝いて咲く花と言えば『紫陽花』です。

雨がシトシトと降っている中に瑞々しく咲く紫陽花の花の姿は、見る者の心を和ませてくれます。

紫陽花を白手亡かの子豆を使い、水色と紫色の蕚(がく)を重ね合わせ緑の氷餅で、葉を表現しました。

 

201606img

和菓子職人が丹精込めた上生菓子でございます。

お茶の席等に、是非、お使い下さいませ。

 

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