2016年1月(睦月)の上生菓子が決まりました。
2016年1月(睦月)の上生菓子。
①初東風(はつこち)
小倉餡包みの水色と白きんとんソボロです。
黄色氷餅をかけて、青空の中に吹く東風を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
1月は、一年のうちで一番寒い時期ですが、東から吹く風は春の訪れを感じさせてくれます。
柔らかな春の訪れを感じさせてくれる東風を水色と白色のキントンソボロで晴れて澄み渡った青空を表し、青空から吹いてくる新年早々の暖かな風『初東風』を表しました。
②梅の香(うめのか)
梅餡包みの白雪平餅です。
薄紅の帯に梅の型を押し巻きつけて、咲き始めたばかりの梅を表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、一年の中で一番先に咲く花です。
花の香りもとても良く、お目出度い席には欠かせない花ではないでしょうか。
咲き始めた梅を雪平餅を使い、焼印と根に練切製の帯を巻いて表しました。
③山椿(やまつばき)
薄紅色の白練切のボカシで、山椿を表しました。
中餡は小豆皮むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
真冬に咲く花は数少ないのですが、椿の花咲く周辺だけは冷たい木枯らしの風もよけて通るかのように、暖かく咲いています。
寒い冬空に咲く椿の姿を見ると、心が温まりますね。
山椿の花を練切餡を使い、葉とシベを付けて表しました。
④福寿草(ふくじゅそう)
黄色練切餡に、緑の練切を三箇所ボカシでしぼり、新春に芽吹く福寿草を表しました。
中餡は、小豆むき餡です。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
新年を祝う花で『福を招く縁起の良い花』として親しまれてきた『福寿草』
足元で黄金色に咲く姿は、一番寒い季節なのに暖かさを運んでくれるような気分にさせてくれます。
福寿草の花を煉切餡を使い表しました。
⑤雪南天(ゆきなんてん)
白中割餡包みのうぐいす豆かの子です。
雪の結晶と粉末オブラートをのせて、雪間から見える南天表しました。
★和菓子職人:石井光一
▼コメント
雪の降る風景は『しんしん』と音もなくと言われますが、耳を澄ますと雪の音が聞こえるかのように思われ、神秘的な景色を見せてくれます。
真冬の静かな風景を表現したく、うぐいす豆かの子を使いアクセントとして、南天の赤い実を付けて雪間から見える雪南天を表しました。
和菓子職人が丹精込めた上生菓子でございます。
お茶の席等に、是非、お使い下さいませ。
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